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唐十郎 [DVDで行こう!]

ガラスの使徒 デラックス版

ガラスの使徒 デラックス版

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/22
  • メディア: DVD

多くの映像作品を生み出しながら、そのほとんどがメディア化されない唐十郎さんの
久々の最新作ですが、原作、脚本、主演と監督以外、
全てこなしているので気合いが入っています。
監督は新宿梁山泊の創始者としても有名な、金守珍(キム・スジン)さん。
詳しくはここ↓
http://www.garasunotukai.com/

唐さんは、TVのドラマの脚本も手がけられてて、そのどれもが独特な世界観を持っていました。
そのうちの1本だけ、ビデオに録画してあったので、今でも時々見ていますが、
「匂いガラス」というNHKでやっていたドラマ1986年11月8日放送)です。
この「匂いガラス」が何なのかというと、擦るといい匂いがするガラスなんですが、
実はゼロ戦の風防ガラスなのです。
有機ガラスとも呼ばれるらしく。実はアクリルだそうです。
当時は不純物が混じっていたため、擦り合せたときにそんな匂いがしたらしいです。
戦後、これらのガラスの欠片は、当時の少年少女にとって宝物だったそうです。
そしてドラマはというと、いつもながらに幻想と情念が醸し出す、透明感のある心地よい世界でした。
この辺のドラマもDVDにしてほしいなあ。
因みに「ガラスの使徒」はレンズ職人の話だそうで、またこれもそそる設定です。

それにしても唐さんって中島みゆきが好きだなあ。


2006-08-22 02:36  nice!(0)  コメント(2) 
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小人たちの反乱 [DVDで行こう!]

ひとつは、やっぱり、本業とは関係ないところでこのブログを
構成していこうと・・・
ひとつは、あまりおおっぴらにやるのは本意じゃないので、
このまま密かに続けていこうと・・・検索等で偶然訪れた方、そこんとこよろしく。

という事で、本の宣伝は削除しました。

人は新しいことばが生まれるとその影響下に置かれる傾向がある。
例えば、「セクハラ」という言葉が生まれ、ありとあらゆる事が
その対象となってしまうように。人は必要以上に他人に対して防壁を
固めていくようになります。
「おたく」ということばもそうでした。
何かにおいてマニアックな人はみんな「おたく」と呼ばれていきました。
語源的意味合いとは、かけ離れ、言葉はひとり歩きしていくようです。

差別意識も まずはことばありき、だったように思います。
ことばを変えてもそれは変わりません。差別が失くなるわけではないです。
しかし、少なくとも言葉が失くなるとその支配から免れるような気はします。
スネークマンショーのネタに「いいものもある、悪いものもある」というのが
ありますが、ものの価値観は千差万別です。
好き嫌いは誰にでもあると思います。でも、もしこの世から「嫌い」という言葉を
失くしたら、世界はもっと平和になったのではないかとも思います。
自分の「嫌い」は誰かの「好き」かも知れないのだから・・・
結局、好き嫌いを語るのは価値観を他人と共有したいだけなんですね。
「いいものもある、悪いものもある」本当はどうでもいいことなんですよ。
だから、「嫌い」のかわりに「わからない」でいいんじゃないでしょうか?
理解したら好きになることって世界には溢れかえっているはずなのだから。
もちろん「わかりたくもない」の選択もあるとは思いますが・・・。

で、長い前置きでしたが、今回はカルトムービーです。
ヴェルナー・ヘルツォーク と言えば、
「アギーレ・神の怒り」や

アギーレ・神の怒り

アギーレ・神の怒り

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2001/09/26
  • メディア: DVD


「フィツカラルド」で有名ですが、

フィツカラルド

フィツカラルド

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2001/09/26
  • メディア: DVD


今回はあえて「小人の饗宴」をご紹介します。
ただし、今回あげる映画は全て、倫理的な見地、或いは偏見で賛否両論あり、
上映禁止を幾度となく、くらった曰く付きの映画ばかりです。

なぜ、小人は表舞台に立たなくなったのか?
巨人はいまだに格闘技などで、脚光を浴びていますが、
元々日本も小人プロレスや白木みのるさん出演の「てなもんや三度笠」
などで、ふつうにお茶の間で笑いを振りまいていたのです。

てなもんや三度笠 爆笑傑作集 Vol.1

てなもんや三度笠 爆笑傑作集 Vol.1

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2002/02/21
  • メディア: DVD

つまり、職業人として堂々と表舞台に立っていました。
人権問題とかを理由にクレームをつける輩が多かったせいでしょうか?
残念ながら、自然にブラウン管から消えていってしまいました。
結局は見せ物としてしか受け止められられない視聴者側の問題だと
思いますが、いかがなもんでしょう?
もちろん送り手のスタンスも大事ですが、職を奪うことはないんじゃない?
日常にもっといろんな色とかたちを溢れさせ
それがあたりまえの世界にしなければ差別はなくなりません。
差別はもっとも忌むべき行為です。 
そしてまず、僕たち日本人が黄色人種であるということから自覚するべきです。
なんて、主張しても始まらないけど・・・。

とにかく「小人の饗宴」は、差別される側の反乱劇です。
あまり深い意味はありません。ドラマ性も薄いです。
楽しめる方が楽しめばいいと思っています。

小人の饗宴

小人の饗宴

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2001/09/26
  • メディア: DVD




そして、「フリークス」小人どころの騒ぎじゃない。小人含め
小頭症、下半身のない人、手足のない人、半男半女、勢揃いです。
しかし、彼等が無邪気に戯れる姿はなんとも愛おしく、かわいらしい。
ある種の楽園を見ているようでした。
これをおぞましい光景と捉える人はその人自身の心に
差別的な視線があるからでしょう。
この作品がフリークスの語源と言ってもいいでしょう。
こちらは「フリークス」たちの復讐劇です。
最近リバイバル上映にあたり、リマスタリング修復されました。

フリークス

フリークス

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: DVD




次は、かつてジョン・レノンに傑作と言わしめた作品。「エル・トポ」
ここにも重要な役で小人と多くのフリークス達が出てくる。
(お断りしておきますが「フリークス達」とひとくくりに言うのは好きじゃありません。便宜上の問題です。)
そして、彼等の世界も愛で溢れているのです。ですがここでも
排他的行動が行われてしまいます。
美しくかつ、残酷な映像美。
アレハンドロ・ホドロフスキーの作品はBOXになったけど、もう廃盤です。
あるうちに見ておきましょう。

エル・トポ

エル・トポ

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2003/07/04
  • メディア: DVD


アレハンドロ・ホドロフスキー DVD デラックス BOX

アレハンドロ・ホドロフスキー DVD デラックス BOX

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2003/07/04
  • メディア: DVD



最後は「ブリキの太鼓」でしめたいと思います。
こちらも小人は小人ですが、自分の意志で成長を止めた事になっています。
今回紹介した中では、最もわかりやすく一般にも受け入れやすい作品でしょう。
とはいえ、親兄弟には絶対薦めまられませんけどね。
世界を二つに分けるとしたらこういう形もありなのかもしれません。
戦争だけではないという例え、いずれにしても無垢で純粋なるものは
汚される運命にあるということでしょうか。

ブリキの太鼓

ブリキの太鼓

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 1999/03/25
  • メディア: DVD


2006-02-24 00:03  nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:映画

ナンの男 [DVDで行こう!]

「竹中直人の恋のバカンス」は1994年7月〜95年1月までにテレビ朝日系で
毎週水曜深夜に放映された30分間のネオバラエティ番組。
深夜という時間帯では異例の平均視聴率6%をマークした人気番組であった。
【初回限定盤特典】
特典:番組の名物キャラ“ナンの男”にちなみ、実物大(?)ナンをかたどった
巨大携帯ストラップ付き
※限定品につき、数に限りがございますので、ご注文はお早めに。
【封入特典】
応募者全員プレゼント「2005年新作コント収録スペシャルDVD」の応募ハガキ
【収録内容】
「ナンの男」「ショスタコビッチ三郎太の部屋」「流しな二人」「五人の若大将」
「とっくりブラザース」「世にも怪奇な物語」「いじめられて捨てられて」他 
全20回の放映から傑作コントをセレクション&再編集。

出演者:竹中直人、ビシバシステム、温水洋一、片桐はいり、高橋幸宏、他

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上コピペ

ということで、この番組大好きでした。
特に「ナンの男」はかなりのツボでした。
ナンを肩にかけながら、川を流れる竹中直人演じる「ナンの男」は
今も脳裏に焼き付いて離れません。

竹中直人の恋のバカンス 初回限定版DVD-BOX

竹中直人の恋のバカンス 初回限定版DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: DVD


この勢いで竹中が主演していたTVドラマ
「演歌なアイツは夜ごと不条理(パンク)な夢を見る」
もDVD化してほしい!!
確か、宮藤官九郎のTV脚本デビュー作だったんじゃないかな?
和製ツイン・ピークスって感じで ビンビンきてました。
クドカンいいね〜
池袋ウエストゲ-トパ-ク /木更津キャッツアイ/ピンポン/ゼブラーマン
マンハッタンラブストーリー /タイガー&ドラゴン/真夜中の弥次さん喜多さん
みんな好きです。

タイガー & ドラゴン DVD-BOX

タイガー & ドラゴン DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/09/07
  • メディア: DVD


木更津キャッツアイ 5巻BOX

木更津キャッツアイ 5巻BOX

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2002/06/28
  • メディア: DVD


真夜中の弥次さん喜多さん DTS スペシャル・エディション(初回限定生産 おいらとおめぇの弁当箱版)

真夜中の弥次さん喜多さん DTS スペシャル・エディション(初回限定生産 おいらとおめぇの弁当箱版)

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/07
  • メディア: DVD


マンハッタン・ラブストーリー DVD-BOX

マンハッタン・ラブストーリー DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/03/12
  • メディア: DVD


ゼブラーマン

ゼブラーマン

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/08/06
  • メディア: DVD


ピンポン★メモリアルBOX

ピンポン★メモリアルBOX

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/02/14
  • メディア: DVD


2006-02-17 04:38  nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:お笑い

出力offの謎 [DVDで行こう!]

iPodの設定出力offの謎がわかりました。iPod自体で映像を見るためには
off にしておく必要があるみたいです。同時に出力は出来ないようです。
解決!!・・・っていくら操作がシンプルでもそのくらいのマニュアルはつけて
ほしいよな。
あ、それとavi形式には対応してませんでした。

え〜下のコメントで話題に出たので追記。佐々木昭一郎作品のDVD化
希望します。著作権問題がいろいろ複雑みたいですが、細かくクリアして
実現してほしいです。BOXで行こう!!

写真は「赤い花」より

八月の叫び

八月の叫び

  • 作者: 佐々木 昭一郎
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 1995/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


2005-10-24 13:29  nice!(0)  コメント(2) 

DVDを捨てよ町へ出よう [DVDで行こう!]

DVD紹介とか思ったけど、面倒なのでやめます。
だいたい何も生み出さないしね。ただの自慢になっちゃう恐れも
あるので、やめです。とりあえず、興味はどんどん新しい方向に
向かって行くので、これは止められません。いまや映画を町に
持ち出せる様になってしまいましたから、DVDなんてもう博物館
行きですね。これからはダウンロードが主流になるでしょう。
ダウンロードしたての映画をかかえてお友達の家へ。なんてな。
博物館行きと言えば、PSPの方もほぼ完成!何が?
いや、完成っていったら完成!
こいつも博物館行きです。というよりこいつが博物館か・・・まあ
そういうことで、どういう事だ!?これからは、iPodでしょう!!
買っちゃいました!!
最初ケーブルで映像をプロジェクターに出力しようと思ったら
音は出るのに絵が出ない。なんで?ケーブルの不具合?
マジでappleに文句言いそうになりました。初期設定が出力off
だったのです。なんでやねん!!onにきりかえて・・・と
どれどれ、ドジャーン見れました。ダウンロードしたビデオクリップも
バックアップ用のムービーファイルも。録りためていたCMもなんでも
見れるぞ!!今までPCのみでしか見られなかったものが簡単に
スクリーンに映し出せる様になりました。映画1本分もまず、iTunesに
ドラッグ&ドロップ・・・で同期。これだけ!!あとはUniversal Dockに接続
してモニターに繋ぐだけ。いちいちエンコードいていたのが夢のよう。
・・・というかこんな普通のことがなんで今まで出来なかったのかが
不思議。QuickTimeを労せずにテレビやスクリーンで見れるという
だけでも買った甲斐がありました。

いやあ〜映画って本当にいいものですね。では、また!

Apple iPod 30GB ホワイト [MA002J/A]

Apple iPod 30GB ホワイト [MA002J/A]

  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • 発売日: 2005/10/20
  • メディア: エレクトロニクス


Apple iPod 30GB ブラック [MA146J/A]

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  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • 発売日: 2005/10/20
  • メディア: エレクトロニクス


Apple iPod 60GB ホワイト [MA003J/A]

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  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • 発売日: 2005/10/20
  • メディア: エレクトロニクス


Apple iPod 60GB ブラック [MA147J/A]

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  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • 発売日: 2005/10/20
  • メディア: エレクトロニクス


Apple iPod Photo AV ケーブル

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  • 出版社/メーカー: アップルコンピュータ
  • メディア: エレクトロニクス


2005-10-23 20:41  nice!(0)  コメント(0) 

DVDで行こう!これからはデスマス調! [DVDで行こう!]

すっかりトール型のパッケージが定着したDVDですが、僕は
未だにジュエル型派です。(いわゆるCDケースのタイプです。)
あれは、「チャーリーズエンジェル」が分かれ目でした。
両タイプを発売し、結局売れたのはトール型だったため、それ
以降のDVDはトールが主流となっていきました。
万引きもしにくいという理由もあったとは思います。
っしかし!好みもあるとは思いますが、デザイン一つとっても
高級感あるし、何よりもコンパクト。散々レーザーディスクで
場所とっていた時代が夢のよう。・・・で、今は消えつつある
ジュエルですが、僕にとっては、こういうものこそ価値がある
と思うタイプなので、最初からジュエルを中心に買ってました。
トールしかなかったものに関しては、サントラを探して
そのケースに収納するというこだわりぶりです。さすがに最近は
やってませんが・・・。
とりあえず、これらのコレクションを紹介しつつ、映画の感想などを
書いていくのもいいかなと思っています。すでに1000タイトル は
超えているので毎日書いても3年はかかってしまいますが。
これ以上ジュエルが増えるとも思えないのでそろそろ総決算して
みようかなと。無計画な計画をたてています。

チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション 〈ジュエル版〉

チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション 〈ジュエル版〉

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2001/05/25
  • メディア: DVD


チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション

チャーリーズ・エンジェル コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2004/08/04
  • メディア: DVD


2005-10-19 02:40  nice!(0)  コメント(0) 
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